パターン認識と機械学習入門 第5回 参加メモ

資料

線形識別モデル

  • 線形識別関数の最適化に最小二乗法を用いるのは不適切である
  • 目標ベクトルtの確率的生成モデルを考えると、2クラスの場合ロジスティック・シグモイド関数σでモデル化できる


ロジスティックモデルにおける対数尤度ln L
ln Lはただ一つの極大値を持ち極小値は持たない

ln Lの最大化を行うための手法

  1. ニュートン・ラフソン法
  2. 最急降下法
  3. 確率的勾配降下法

ニュートン・ラフソン法

  • ln Lは凸関数なのでln Lを最大にするwを求めることを、∇ln L = 0 を満たすwを求める問題に帰着させることができる
  • 二次収束する
  • 反復再重み付き最小二乗法(IRLS)

最急降下法

  • 勾配∇ln Lは点wにおけるln Lの増加率の最も急な方向を向いているので、その反対方向に向かって進んでいく方法

確率的勾配降下法

  • 最急降下法のオンラインバージョン.流れてくる1つのデータだけで勾配を計算する